ごあいさつ

本校は、高知の市街地から北へ13㎞。鏡川の清らかなせせらぎと深い緑に囲まれた山間部に位置しており、春の梅、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季の移ろいと共に様々な表情を見せる豊かな自然と、人々の心に安らぎと潤いをもたらす高知市土佐山地域にあります。

平成23年に高知市は、土佐山地域の少子高齢化に歯止めをかけるとともに、持続可能な地域モデルを目指した取組を進めていくために、「土佐山百年構想」を打ち出しました。本校は「土佐山百年構想」の3つの基幹のうちの1つである「教育・社学一体」に位置づけられており、平成27年4月に施設一体型小中一貫教育校(通称名 土佐山学舎)として開校し、その翌年には義務教育学校となりました。

   学校教育目標「ふるさとに誇りをもち、将来をたくましく、豊かに、勇気をもって生き抜く児童生徒の育成」ものと、地域に根ざした特色ある教育活動を展開しています。

本校の特色として、土佐山学(生活科・総合的な学習の時間)・外国語教育を核とするキャリア教育、ICTの効果的な利活用などがあげられます。

また、義務教育学校9年間を「4・3・2」の3つの学年区分(ブロック)とし、義務教育学校としての強みを生かした系統的・継続的な指導を行い、9年間の教育活動を滑らかにつないでおります。

令和5年度の児童生徒数は144名で、特認校制度を利用した約50%の児童生徒が校区外からスクールバスで本校に通学しております。

 令和2年1月には第13回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣賞を受賞、昨年度、令和4年11月には公益財団法人「博報堂教育財団」が行う「ふるさと共創教育部門」において、「博報賞」を受賞、また「博報賞」の中でも最も優れた受賞者にのみ贈られる「文部科学大臣賞」を併せて受賞しております。

土佐山学舎       

  校長 福井佳織